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須賀 新一; 備後 一義; 梶本 与一
JAERI-M 8141, 38 Pages, 1979/03
線放出核種によって皮膚が汚染した場合、皮膚の吸収線量を評価するための換算倍率を、市販の電離箱およびGMサーベイメータについて求めた。換算倍率は検出器の薄窓に装着したフィルタを開いた場合と閉じた場合の測定値の差から求めた。換算倍率の校正試験は、天然ウラン、AuおよびTlの平面線源のそれぞれの面積を変化させて行った。電離箱型5器種では、換算倍率は、線源の直径が電離箱口径の約1.2倍以上で一定となるが、線源の直径がそれ以下になると、根源直径によって大きく変化することがわかった。電離箱型の換算倍率は、線最大エネルギー0.7~2.5MeVの範囲では、器種によらず、30%の範囲内で一致した。GM計数管型では、線源面積の他に、線のエネルギーにも依存し、最大エネルギー0.7~2.5MeVで、約3倍の変化があった。